こんなにも面白い高校野球

野球の醍醐味ヘッドスライディングが面白い

野球の醍醐味のひとつに、クロスプレーの際にランナーである選手が行うヘッドスライディングがあり、気迫溢れるプレーは、見ていて面白いものです。基本的には、守備側の選手がボールを持ったグラブをタッチしてアウトにしようとするのをかわしながら、ランナーがベースにタッチすることを、より確実に行うために、両手を前に出し、頭の方向からベースに向かってスライディングするプレーですが、高校野球では、クロスプレーとなるシーンはもちろん、クロスプレーとならないシーンであっても、しばしばヘッドスライディングが行われます。

特に、チームが劣勢となり、ベンチ内が負けを確信し、落ち込んでいるようなケースで、チームのムードメーカー的役割を果たしている選手が凡打を放ってしまい、アウトになる可能性が高いシーンであっても、1塁ベースに向かって全力疾走の末、気迫溢れるヘッドスライディングを敢行し、最後まであきらめない姿勢を見せることで、チームメイトを鼓舞するシーンがよく見られます。

科学的には、スライディングをするよりも、走り抜けたほうがタイムが速いということが立証されてはいますが、野球人らしい気迫溢れるさわやかなプレーに感動を覚え、見る者を魅了し続けています。

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