夏の風物詩の高校野球を楽しむための情報をお届け
野球は、プロ、アマ問わず、グラウンドを一周してホームベースを踏むことで点をとり、多く点をとったチームの勝利となるスポーツです。その野球を観戦していますと、時々、奇跡のバックホームを見ることができます。奇跡のバックホームとはどのようなバックホームなのでしょうか。まず、バックホームとは、ホームベースに帰還しようとする走者を守備側の選手がアウトにするべく、ホームベースにボールを投げることを指します。このバックホームの中には時々しか見ることが出来ない面白いものがあります。
まず、三塁ランナーがタッチアップした際のバックホームです。ランナーがタッチアップするということは、外野の守備をしている選手がバックホームをしますが、そのランナーをアウトにする鋭い送球をしますと、野球の試合は面白くなり、場合によってはその場面がクライマックスとなります。さらに、その送球が外野からのノーバウンド送球となりますと、さらに面白いものとなります。
大抵の場合はワンバウンド、ツーバウンドの送球になりますので、ノーバウンドでストライク送球だったりしますと、奇跡のバックホームと言えるでしょう。このようなシーンを見ることが出来ることも、野球の醍醐味と言えます。
野球を観戦していますと、時に超人的なプレーを目にすることがあります。そのひとつとして挙げられるのが、ダイビングキャッチです。ダイビングキャッチは、その名のとおりノーバウンドで打者の打球を守備の選手が捕球することです。野球では、一人あたりの守備範囲が広いため、打者がヒット性の打球を飛ばしますと、大抵の場合はノーバウンドでの捕球ができません。
しかし、超人的な跳躍などで打球に追いつき、捕球できることがあるのです。このダイビングキャッチはファインプレーとも呼ばれ、野球を面白くする要素のひとつです。そのシーンを見ているだけでも面白いものです。何故なら、めったに見ることが出来ない珍しいプレーである点と、迫力があるからです。この迫力を味わえるのは、野球ならではの醍醐味と言えるのではないでしょうか。
そして、このプレーひとつで試合の流れが変わることがあります。たったひとつのプレーと侮ることはできません。劣勢だった試合が一気に優勢になる可能性を秘めたプレーなのです。その点も、面白い部分であると言えるでしょう。この奇跡のプレーを心のどこかで期待しつつ、野球を観戦するのも、ひとつの楽しみ方なのかもしれません。
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