こんなにも面白い高校野球

こんなにも面白い高校野球

夏の風物詩の高校野球を楽しむための情報をお届け

ダイビングキャッチ

高校野球が面白いと感じさせてくれるダイビングキャッチ

高校野球はプロとはまた違う楽しさがあります。一生のうち、出られるチャンスは基本的に5大会しかありません。それを目標に小さなころから頑張ってきた高校球児たちの一生懸命なプレーはダイビングキャッチなどのプレーに現れます。時にはそのようなビッグプレーが試合を決める大きな場面であると、やはり高校野球は面白いなあと感じさせてくれます。

ダイビングキャッチというと一般的には見た目にも印象的な外野手のビッグプレーと思われがちですが、内野手でもビッグプレーは多く見られます。実際、内野手の方が打者に圧倒的に近く打球のスピードも速いため、反応の速さや動体視力などが必要で、外野手よりもしっかりとボールをキャッチするのはより難しいといえるでしょう。実際に、第87回、選抜高校野球の決勝、敦賀気比対東海大四高の試合では8回の表、1対1で均衡した試合の中、一塁手のライトに抜けそうなあたりを一塁手のダイビングキャッチのプレーが、8回裏の攻撃のリズムを作り出し勝ち越し点につながったともいわれています。

たった一つのプレーですが、試合を大きく動かしうる大きなプレーとなることも少なくなく、その一生懸命さとも相まって高校野球の醍醐味とも言えるでしょう。